平凡で穏やかな日曜日の午後

中央線沿いの某おしゃれタウンでぶらぶらした日曜日。

風邪をひいて、昨日は喉が痛く怠いのにも関わらず休日出勤し、帰りに高校の同級生とご飯を食べて帰り少し後悔した。それで日曜日はゆっくりして養生しようと思っていたのに誘われたら出かけてしまう。シャワーを浴びて外に出るなんて、風邪っぴきの体に鞭打つようなことをして。

服がみたいという連れについて、古着屋を何軒かまわった。

私は古着が嫌いだ。

おしゃれなのはわかるけども、あの特有の臭いがだめだ。加えて、やはり清潔でないような気がする。

学生時代、おしゃれな友人たちに触発されて古着を買ったことがあったが、着てみるとなんだか痒いような気がしてすぐに捨ててしまった。

今日も、これ可愛くない?とセーターを物色する彼に適当な相槌を打ちつつ、脚をずっとポリポリしていた。

そのあと駅ビルのセレクトショップでは安心してぶらぶらできた。

夜は小洒落た居酒屋さんで今冬初の白子を食べた。すごくおいしかった。今度は鍋で食べたい。

職場の愚痴を言いあった後、彼がお酒は労働者のためのものだね、と言ったのには同意である。

学生に酒のなにがわかるか。

モヒートはおいしい。

帰りがけ、ゲームセンターに寄って太鼓のゲームをした。彼とは何度か勝負をしてるが、毎回負けを認めない彼に今度こそ敗北を味わわせてやろうと本気で挑むも、一勝一敗。しかも今回も彼は認めない。汚い男はダメだ。

弁が立つ女は嫌われると普段は肝に銘じている私も、この男に負けを認めさせてやろうとゲームセンターを出て駅までの道すがら、彼の敗北、公平さについて語ってやった。

こっちは半ば本気で喧嘩腰なのに、改札まで見送って、また火曜日にね、と笑顔で言える彼に毒気を抜かれた。

ああいう良い育てられ方をしたようなやつが、何故わたしの世界にいるのだろう。

なんだか虚しくなって、帰り道がとてもとても長く感じた。